【話題沸騰中!】試乗レビュー【トヨタ・ライズ】
前回のリーフに次いで今年乗った車でいい意味で驚いたのはトヨタのライズです。ダイハツではロッキーですね。
試乗グレードはZ 2WDでした。
5ナンバーサイズで取り回しが良く、1Lターボエンジンも過不足なく好印象でした。少し心配な点としてはスマートアシストの精度くらいでしょうか。
あと、試乗の感想ではありませんが、夜間ライズやロッキーが後ろを走るとヘッドライトが眩しすぎるような気がします。光軸の問題なのかアダプティブハイビームの問題なのか。そこは少し気になるところです。
見えにくいですがインテリアの画像です。上級グレードはメータが液晶になっていて、いくつかのデザインを変更できる仕様になっています!これは面白いギミックですね。
インテリアは全体的にプラスチックだらけです。ですが、個人的にはダイハツはプラスチックの使い方が上手だと思います。プラスチックの成形のしやすさを生かし、いろいろな形状や模様のパーツをちりばめて安っぽさを抑えている印象です。
値段を考えればほぼ不満はないと思います。また、ディスプレイオーディオが強制装着ではないのも好印象ですね。選択肢を与えてくれているのはかなり良心的です。
シフト周りにもプラスチックの上手な使い方が感じられると思います。カーボン柄のプラスチックです。例えば、トヨタのヤリスやヤリスクロスはシフト周りが安っぽいプラスチックで、シフトブーツも付いていません。装着されていないものを後から装着するのは難しく手間がかかりますが、装着されていれば、社外品への交換という選択肢も出てくるのでいいと思います。
USB電源も付いていて、シートヒーターまで装備されていました!
下に少し見えていますが、パーキングブレーキはサイドブレーキのタイプです。その後に登場した軽のタフトでは電動パーキングブレーキになっていることを考えると少し残念だなあと感じます。同じようなテイストの車ですので、マイナーチェンジで採用されることを期待しています。
せめて、Zには電動パーキングブレーキが欲しいところですね。アダプティブクルーズコントロールで停止保持をしてくれませんので。
画像は撮り忘れてしまいましたが、死角にいる車を教えてくれるBSMまでついています。
最近街でもよく見かけるライズ&ロッキーですが売れる理由がよく分かりました。値段の割に十分すぎる装備。そこそこのカッコいいエクステリア。C-HRなどからライズにランクダウンして浮いたお金をエアロパーツなどのカスタムパーツで楽しむなんて選択肢を選ぶ方も多いのではないのかなと思います。
個人的にはヤリスクロスよりもおすすめかなあと。